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しあわせな後退

「たまごや」の暮らし 【1】

そのことがあってから私たちは夜中も鶏舎の近くにいなくてはいけないと、鶏舎の横に小さなプレハブ小屋を建て、そこで二人で暮らすことになりました。
必要のある時だけ自宅に戻り、それ以外はずっとそのプレハブ小屋で暮らすことにしたのです。

水道もトイレも台所もない8畳一間の小さなプレハブ小屋で寝泊まりをしながら、私たちは朝から晩まで鶏の世話と玉子の発送作業をしました。

私たちの鶏の飼い方は手間のかかるものでしたし、できた玉子をその日のうちにすべてお客さんに届けるのですから、朝4時前から夜8時すぎまで休む暇もありませんでした。

手間のかかる育て方をしていたので、鶏を少数しか飼うことができず、金銭的にも本当にぎりぎりの暮らしでした。

雨でも雪でも、暑くても寒くても1日も休みがないという「たまごや」の暮らしでしたが、その暮らしは私たちが本当に何一つ妥協することなく、ただ自分たちの理想のために邁進した暮らしでした。

「たまごや」をすることで、私たちは本当に自分たちの倫理に従って何一つ嘘をつくこともなく、自然の中で力を合わせながら堂々と暮らしていくことができるようになったのです。


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